臺 弘先生(元 東大教授)の提唱による簡易客観的精神指標検査(Utena’s Brief Objective Measures : UBOM と略称)は、精神活動を情報受容・意思・行動・観念表象という機能の視点から、簡易かつ客観的に評価するための精神生理検査バッテリーです。
 これは、機能障害の視点を精神科臨床実地に取り入れ、症状評価と脳機能を結びつける役割を担うものです。
 UBOMは医療・福祉に従事する誰もが実施可能です。

活動概要
 特定非営利活動法人臺式簡易客観的精神指標研究会(UBOM研究会)は、精神疾患に関するすべての人々に対して、精神機能の簡便な検査法である臺式簡易客観的精神指標テスト(UBOM)の研究、普及に関する事業を行い、精神疾患の診断法及び精神障害の評価法の開発に取り組むことを通じ、すべての人々が健やかに暮らせる地域社会づくりに貢献し、あわせて社会福祉の増進を図ることを目的としています。
主な事業内容
1.精神疾患患者及び健常者の検査データの収集に関する事業
2.検査データを分析し、研究・報告する活動に関する事業
3.検査の精度や測定技術の向上に関する事業
4.UBOMに関する研修会、研究会の開催及び認定技術者の育成事業
5.広報に関する事業

ごあいさつ
理事長 丹羽真一

 私たちは「臺式簡易客観的精神指標研究会」(UBOM研究会)というNPO法人を設立し、UBOMの研究および普及を目的とした活動を始めております。(平成21年8月24日設立認証)
 厚生労働省の調査によれば、平成20年時点で精神疾患の患者さんは323万人にのぼり、237万人の糖尿病や152万人の悪性腫瘍を大きく上回っています。

 同省は、平成23年より、精神疾患を、悪性腫瘍、脳卒中、心臓病、糖尿病とならび、わが国の「5大疾病」に位置づけ、重点対策の対象としました。
 このようなトレンドは、社会において、精神疾患や精神障害に関わる課題がいかに大きいかを示すものですが、同時に、精神科医療の質のさらなる向上も望まれていることなのだと改めて感じております。その意味においても、身近に、簡単に、客観的な評価ができ、患者さんと私たちメディカルスタッフの共通言語として用いることが可能なUBOMの普及に努めていくことは、大変意義があると考えております。

 今後はさらなる、UBOMの測定方法の統一と普及を目指し、NPO法人UBOM研究会が主催する、UBOM技術講習会を定期的に開催していきます。この会が診療の一助になり、ひいては精神科医療の質の向上に寄与していければ幸いです。

 また、法人設立の趣旨と活動にご賛同頂ける方におかれましては、法人へのご入会を検討いただきますようよろしくお願い申し上げます。

定款
特定非営利活動法人臺式簡易客観的精神指標研究会(NPO 法人 UBOM 研究会)
〒963-8803 郡山市横塚3-4-21 こおりやまほっとクリニック

事務連絡先
FAX: 024-573-1480
E-mail: ubom@fmu.ac.jp
HP: http://ubom.net